今の世の中、本当にいろいろな美容法がありすぎて、良いと言われる方法をとにかく試しておりました。
私の肌は【乾燥しやすいドライよりの普通肌】です。
紫外線にあたるとうっすら黒くなるけど、どちらかといえば赤みが強くて皮向けも激しいタイプでした。
皮脂はほぼ出なくて、思春期ですら、ニキビはできませんでした。
そこから美容の世界に入ったらどうなると思いますか?
世の中に溢れているのは思春期ニキビができるくらいの「皮脂量」の人たち向けのものが多いのです。
だから本当に迷走してきました。
(この話は長くなりますので、また別の記事にします)
今日は、私の経験上、
敏感肌で顔のどこかに治りきらない赤みがあると、しっかり相手の顔を見ながら自信を持って話せない事ってある方のためにいち早く解決する方法をご紹介します。
こんなことありませんか?
セミナーで話す時には、赤みや肌チェックは欠かせませんでした。
それが話すときの声のトーンに大きく関係するからです。
現在、エステサロン向けの化粧品の開発と販売、
エステスクールではエステ講師として教育やサロン経営の指導を担当する立場から肌に合わせることの重要性と、
現場で経験したたくさんの症例などから得られた、肌改善のコツやおすすめの方法をお伝えします。
今振り返っても、私は20年に渡り肌トラブルを続けていたので、
季節が変わる時にはいつも何かが起こるのではと、いつも心配していました。
あなたはどうですか?
シンプルな方法こそ敏感肌のスキンケア
肌トラブルが続いていた時は、
ダメージサイクルに入っていて何をやっても、
変化はありませんでした。
ダメージサイクルとは?
肌の内部で刺激の連鎖反応が起こっており、ケアをすればするほど、炎症を起こすという状態
この時には、水をつけても炎症します。ワセリンもまぁまぁします。
本来の肌を育てる成長サイクルに変わることが、
肌人生の変わり目でした。
やはり肌が普通になれば、
人前に出ても明るく振る舞えるし、
自分らしくいられる!と心底 思いました。
自分の肌に合わせてのシンプルケアを行うことで、
肌は日増しに正常になっていくのです。
あなたの肌が敏感肌で炎症を起こしていることは
本来の姿ではありません。
私と一緒に美肌再生していきましょう!
なぜ、赤みがずっと続いてしまうのか
毎日行うスキンケアで肌が壊れるイメージなんてないと思いますが、
意外とここに大きな落とし穴があります。
優しく触れましょう、
と書かれている文字はよく見かけます。
でもどのくらいの触れ方かわかりません。
ご自分の手でお顔に触れる。
その触れ方ですが、
ご自分の肌にあった触れ方の
指導を受けたことありますか?
化粧品は欧米の化粧品メーカーから日本に入ってきました。使用方法の説明文も一緒に入っていると思います。フェイシャル練習の中には「ブラシ洗顔」というのがあります。
以前、お客様から聞いたことがありますが、
高校3年生の終わりの頃、化粧品メーカーの人が学校に来てメイクの方法や、
化粧品のことを話してサンプルをもらったと言っていました。
その時、クレンジングは汚れを落とすからなじませるために
マッサージする事と言われたそうです。
えっ!マッサージするの!
今では考えられない!
肌に対して、どのくらいの強さが良いとか、
その触れる強さは変える必要はあるのか
そんなことわからないままに行っているわけです。
さらに他の方は、クレンジングの時にお顔のコリも一緒にほぐせば、
お顔が小さくなるから時間をかけて丁寧にやると言っていました。
肌の状態に関係なく、
ご本人のやりたいことを手に反映させて
肌への触れ方が強くなっている方が
多くいることが分かってきました。
こうして敏感肌が作られたのかもと思うばかりです。
敏感肌になれば、優しく触るということは熟知されています。
でも、今度は汚れが落ちなくてガサガサした状態になってしまう。
触れ方、洗い方で敏感肌は作られているんです。
優しく触れるなんてもう当然してるのに、
という方はどうしてそんなお肌なのか
一緒に考えていきましょう。
ヒリつくお肌、かさつくお肌の力を高める3ステップ
まず肌の仕組みを知っておきましょう。
肌の新陳代謝ターンオーバーという働きがあり、
約1ヶ月かけて肌は熟成されます。
1ヶ月かけて成熟した肌細胞の集まりによって
バリアが形成されます。
この時、外側から刺激を受けていると
未成熟な細胞が肌表面に現れてしまいます。
未成熟なので、とても弱く、
バリアが作られません。
私たちに危険を知らせるために神経が張り出し
ヒリヒリ、ムズムズしてきます。
そうなると「修復作用」が働き
どんどん血液を集めます。
それが赤みになり、プツプツ湿疹のように反応したり
さらに攻撃が続くと判断したら本格的なかゆみが出てきます。
さらに継続すると腫れてきます。
この刺激が微弱で慢性的に起こると肌はくすみます。
さらにはシミにもなります。
ニキビになる肌質の方もいます。
そんなわけで、
トラブルの連鎖が始まります。
だからこの状態から復活させるためには
じっくり、ゆっくり
お肌が育つ環境を整えていけば良いということです。
温度変化を利用して肌の状態を見る
赤みがある状態で「温める」とどうなりますか?
もし、肌の状態が落ち着くようであれば
肌のバリア機能は正常で、血流が悪かっただけと言えます。
しかし、かゆみやムズムズ感が出てくるようならば
すぐに冷やしてください。
ムズムズかゆみが出た時には温めることは避けましょう。
温かくすると、血流がよくなります。
バリア機能が低下しているときに
かゆみやヒリヒリは血流が良くなるとさらに悪化します。
この状態の時には日々の洗顔から整えていく必要があります。
薄くなった肌を復活させる
敏感肌の方の肌は生まれつきでも体質でもなく
毎日のスキンケア習慣で薄くなっていることがあります。
ファーストタッチ洗顔でお肌を整えても
なかなか安定感が生まれずに、
季節の変わり目には不安定になることがあります。
このような肌の状態から復活させるためには
まず、肌が柔らかくすることです。
首とお顔と肌の硬さを比べてください。
どちらが硬いですか?
さらに
お顔の方が柔らかい方には次の質問です。
はりはありますか?
弾力はいかがですか?
肌は薄くないですか?
長く敏感肌をやっていると肌が薄くなります。
薬の作用でも肌は薄くなります。
本来肌は、硬くはないけれど
ある程度の肌の厚みは必要です。
その膨らみ(厚み)に
水分が含まれて、脂質にも満たされて
細胞が丈夫で潤いの皮脂膜で覆われている状態、
これが良好な状態です。
良好な時の感覚は、
ローションがしっかり入るのを
を感じます。
しかし、
その逆は
ローションが肌の上で泳ぐ感覚です。
保湿しても、保湿しても
全然浸透していかないんです。
いわゆる「ビニール肌」という状態です。
ビニールのようになんでも弾いてしまう肌です。
どんなに化粧水やクリームをつけても
全然肌が安定しません。
化粧水の種類によっても感じ方は違います。
肌をもっと整えていきたいと思われるなら
「セラミド」をたくさん補うケアから
肌の新陳代謝を高めるケアに切り替えるタイミングを
見逃してほしくないということです。
今は敏感肌のケアといえば「セラミド」が主流。
私もかなりたくさん使用していました。
でもセラミドは自分で作れるものです。
最初にお話しした肌の新陳代謝の過程で作られます。
それなのにたくさん補っていると
肌は作らなくても良くなってしまいます。
肌断食とは言いませんが、
肌の新陳代謝の力をサポートするものを選ぶことが大切です。
肌を育てるための食習慣を
美肌再生フェイシャル塾の中で個別セッションをして
お肌の様子を伺っているのですが、
こんなことがありました。
ちなみに、成人女性の1日に推奨されている摂取カロリーは平均して大体2,000kcalです。
そのうちの約6割を炭水化物(主食)で、と言われています。
お肌の構成要素は「タンパク質」だから
タンパク質を多く取る傾向にありますが、
実はこの炭水化物(主食)とのバランスがとっても大切。
私の経験からもこれは明らかですし、
特に、肌の乾燥や敏感を改善するためには必要不可欠なことです。
肌の細胞は食べたものでできています。
しかも、肌や髪や爪などは1番外側にある器官。
消化吸収された栄養素が肌に辿り着くまでには
すっからかんに使われてしまっているかもしれません。
美肌再生するためには安心して食生活を安定させることも大切です。
まとめ
ここまで敏感肌で赤みがある時の対策について紹介しました。
もう、聞いたことがあることもあったかと思います。
それは当然です。
体や肌のしくみは簡単には変わりません。
だからこそ、当たり前の方法をしっかりと続けることで
自動的に美肌再生されていくのです。
もし、聞いたことばかりだった、という方は
もしかすると実践が伴わなかったのかもしれません。
確かに読むだけでは赤みも敏感も良くなりません。
得たことを理解して実行することで変わります。
具体的に書いてきたつもりですが、
もし、よくわからないという場合には
ぜひ美肌再生フェイシャル塾にご参加ください。
個別セッションや動画、音声であなたができるまでサポートします。
かゆみや赤みから解放されて快適な毎日を送りましょう!